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超小型衛星OPUSAT 愛称:「こすもず」(CosMoz)が宇宙へ
2014年2月28日に、大阪府立大学 工学研究科 小型宇宙機システム研究センター(略称:SSSRC)が開発した超小型衛星OPUSAT(オプサット)を搭載したH-2Aロケット23号機が、種子島宇宙センターより打ち上げられました。約15分後、主衛星である全球降雨観測計画(GPM)主衛星およびOPUSAT等の衛星を予定軌道に投入、各衛星の分離が順に成功し、打ち上げは成功しました。OPUSATは打上げから38分後に分離されました。
同日18時40分頃に、日本上空を通過したOPUSATからの430 MHzのアマチュア無線バンドの信号を大阪府立大学の地上局で受信し、OPUSATが軌道上で正常に動作していることを確認しました。
また、2013年6月から8月にかけてOPUSATの愛称を募集したところ、113件の応募があり、その中から、開発メンバーによる話し合いの結果、「こすもず(CosMoz)」に決定しました。
大阪府立大学の中百舌鳥キャンパスの名称の由来であり、小さな体で空を自由に飛ぶ百舌鳥(もず)と、宇宙(cosmos)をかけあわせた「こすもず(CosMoz)」です。宇宙科学研究所の伝統に習い、「こすもず」のラベルも作成しています。
関連報道
- 産経新聞大阪本社版2月28日夕刊11面:大阪府大の衛星も宇宙へ
- 毎日新聞大阪本社版2月28日夕刊11面:H2A: 衛星軌道投入に大阪府大も歓喜
- 讀賣新聞大阪本社版2月28日夕刊14面:搭載衛星「開発の集大成」 H2A打ち上げ大阪府立大生ら歓声
- 産経新聞2月28日:ケネディ大使、「父も宇宙探査の力信じていた、感慨深い」 種子島で会見
- 朝日新聞大阪本社版3月1日朝刊37面:僕らの「こすもず」宇宙へ 大阪府立大の学生ら開発
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